学校のトイレの現状と問題点
学校のトイレの現状と問題点 ロンシール研修会より
研修会でいただいた資料の中から
学校のトイレの現状とその問題点について紹介します
最近では身体障害者も安心して使える多目的のトイレがある学校も多くなってきましたが
まだそういった設備がない学校もあるかと思います
たいはんの生徒が使うトイレは
床や壁は磁器タイルでできており
雰囲気も暗く、学校のトイレの独特の臭いがあります
イメージでいうと
下の写真 左側です
写真でみてわかる通り、小便器は小さいく、大便器は和式
和式で排便ができない子供もいますし
なによりだれもがトイレに入りやすく使いやすくしていかなければなりません
また臭いの原因となっている磁器タイル
掃除の際は水を流して掃除しますが、そもそもこういった湿式清掃によって
磁器タイルの目地などに雑菌がたまり臭いの原因となります
あまり居心地のいい空間とはいえません
毎日使うものですから使いやすさや清掃のしやすさは重要だと思います
この問題点を解決するためにも、
- 床の清掃方法が乾式清掃で清掃できる床材にしていく(目地の埋めれるシートタイプのもの)
- 便器まわりには汚れても拭きやすいパネルを貼って清掃を簡素化する
- 入りやすいトイレづくり、使いやすさを重視する(雰囲気づくり)
などなど。他にも方法があるかもしれませんが。
また、去年起きた震災の避難場所として学校が使われているケースが多かったため
今後の避難場所としての学校の設備の見直しをしていかなければなりません